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二世帯における住宅のリフォームに対する企業側の対応について

不動産の需要は変化しつつありますが、リフォーム市場においては、これから取り込むべきは団塊の世代、そしてその子供の世代の需要ということになります。団塊世代が建てた一戸建てが古くなり、子供世代が一緒に暮らす、これは介護目的かもしれませんし、Iターン就職になるのかもしれません。

しかしこの場合、新築を新たにするのではなく、親世代が新築で建てた家をリフォームするというのが普及するでしょう。こういった場合は、メーカーとしてもノーマルな新築物件やリフォームとも違った提案力が必須となります。

もちろん、顧客側にもそれなりの計画はあるのですが、実際にそれができるのかどうかはメーカーの技術力と提案力にかかっているというわけです。

例えば、玄関口です。通常の新築一戸建ての二世帯住宅では、基本的には親世代と子世代は別の玄関を設けるのが普通です。しかし、親世代の一戸建てをリフォームするとなると、2つの玄関を作ることはスペース的にもコスト的にも合いません。

また、例えば2階建て住宅であったとしても、リフォームして二世帯の住宅にしたいという場合、お風呂は分けるのか、またキッチンは分けるのかといった選択肢は、新築の時と比べると制限を受けることは当たり前のことです。ですからこうした何通りもある選択肢を投資可能金額と顧客の意見をもとに、提案していくことが大きな受注のポイントになるわけです。

すべてのリフォーム市場における販売員の能力は、これまで以上にメーカーに求められるところになるわけです。

既にある物件を二世帯住宅にリフォームしたいという案件は、よくある案件とは言えないかもしれません。しかしながら、こうした案件にも柔軟にさらに提案力などを持って、対応ができるような人材をしっかり育てていくことが自社のシェアなどを上げて行く手段として、かなり重要なポイントになることはいうまでもありません。今後は増え続けるリフォーム市場は、なによりも提案力と柔軟性が求められる状態です。